ベルサイユのバラ 池田理代子
読んだ、読んでないは別として、知らない人はいないと思います。
伝説の少女漫画です。
男装の麗人オスカルがマリーアントワネットに仕え物語が動き出します。
私は、これでフランス革命を勉強しました。
最初に読んだ時は、オスカルが好きで、カッコいい~とロザリー目線。
出てくるドレスも目がハート♥
小学校の時、自由帳に真似して色んなドレス書きました💓 今もドレスが好きなのも影響受けまくり。
さて、自分が大人になってくると、
マリーアントワネットの孤独と虚しさが理解出来るようになってきました。そこにつけこむ伯爵夫人。本当の歴史は別として、フェルゼンとの恋がピュアであり、母として息子の病気に立ち向かい、最後の最後で初めて社会を知るという。
可哀想な女性です。
もう1つは、アンドレのカッコ良さが分かるようになってきました。
ツラい恋が報われるなんて!
でも、ハッピーエンドではないんだよね。
そこが、この物語のスゴイところ。
アンドレとオスカルが実は生きていて、南フランスの片田舎で子供と囲まれながら、幸せに暮らしてた。なんて最後だったら、ここまでの名作にはならなかったと思う。
この時代への憧れ、ドレスへの憧れ、宝塚歌劇団、
私の人生の色んなところで、この漫画は生きています。
フランス万歳!!!